どのようなときに静脈内鎮静法を選ぶのか?
八丁堀の歯医者さん、新田歯科医院です。
今回は当院でも行っている静脈内鎮静法がどのような場合に選ばれるのかについてご紹介したいと思います。
静脈内鎮静法とは?
麻酔を使って眠ったような状態で治療を受けることができる方法です。
全身麻酔と間違えられることがありますが、少し違います。
完全に意識をなくしてしまう全身麻酔に対し、静脈内鎮静法ではあくまで眠っているような状態で治療をしていきます。
そんな静脈内鎮静法ですが、今回はどのようなときに使われるのかご紹介します。
①「治療が怖いとき」
削ったり抜いたりする処置がどうしても怖いと感じ、治療が難しい患者さんが選ばれます。
多少コストをかけても、治療ができることには変えられないとのご判断です。
実際にはかなり多くの方が治療が必要なのはわかっていても受けられない状況があり、静脈内鎮静法が役立っています。
②「長時間の手術が必要なとき」
一回の治療が長時間に渡る場合にご提案しています。
目安としては1時間程度の手術などが該当します。
2時間ほどになればお口をあけ続ける患者さんもかなり大変です。
そんなときは静脈内鎮静法で眠った状態で治療を受けていただくことで、スムーズに施術を終えることができます。